菊地昇一

雑穀米を手軽に食卓へ

当店の人気商品の一つ、「白神五穀」「古代米」。「五穀米」は、黒米、緑米、ヒエ、赤米、タカキビの五種類の穀物をミックスさせたもの。炊きあがりは赤米の色が白米に移ってほんのり桜色になり、目にも鮮やか。「古代米」は黒米を主とした玄米が入っている。黒米の色でほんのり紫色に染まり、こちらも美しい。どちらも穀物のプチプチとした食感が楽しく、噛む量が増えるのでお腹がいっぱいになるのも早い。この商品の生産者は菊地昇一さん。約10年前から産直に商品を卸している。以前働いていた会社の社長に苗を譲ってもらい、作り始めたのがきっかけだったそうだ。

一粒一粒が手間ひまの結晶

穀物は、毎年米と同じ季節に田植えをする、ヒエとタカキビは田植え後に畑に植える。5種類の多様な作物を扱うために手間もかかり管理も難しい。一つの苗からたくさんはとれないため、量を収穫するのはたいへんだという。

黒米は米より丈夫だが、収穫の工程で他の米と混ざってしまうと黒米として出荷できなくなってしまう。コストを抑え産直の価格で販売するために、「古代米」として売り出されている。そのため、古代米をよく見ると黒米以外の穀物もところどころ混ざっている。

簡単に炊けるのが嬉しい

生産するのに手間ひまかかってしまう「五穀米」と「古代米」だが、炊くのはとっても簡単。通常通り研いだお米2合にティースプーン2~3杯の「五穀米」または「古代米」を加える。水は通常より若干多めのほうが食べやすくなるそうだが、硬めのご飯が好みならばそのままでもおいしく食べられる。食感が楽しいので、普段のおかずと一緒に普通に食べるのはもちろん、カレーと一緒にいただくのもおすすめ。貴重な「白神五穀」「古代米」を日々の食卓に手軽に加えて、楽しんでみてはいかがだろうか。

菊地昇一のレシピ

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