安部薫

地元の人も買いに来られるように

「白神街道ふじさと」には、野菜や加工品に加えて、色とりどりの生花が並んでいる。出品しているのは「小さな花屋さん 安部生花店」店主・安部薫さん。藤里町は駅がないため、車を自分で運転しない人にとっては簡単に遠出できないこともある。「なかなか遠くいけない地元の人もここに生花を買いに来るのはわかっているから」と自分の店舗の経営に加えて、毎週商品を提供している。また、自店の価格よりも2〜3割価格を下げているのも地元の人が買いやすいようにと安部さんの想いがあるからだ。

お花を長く楽しんでもらうために

切り花を花瓶に入れていると、数日で水が濁ってしまったり切り口から朽ちてしまったりする経験はないだろうか。安部さんのお店のお花は水を1週間変えなくても濁ることはない。それは「電解水」を使用しているからだ。水道水を電気で分解して作られる電解水にお花を入れると長く楽しむことができる。「白神街道ふじさと」の店頭に並べる際にも、電解水を店から持っていきその水につけて販売をする。自店の「安部生花店」に買いに来たお客さんにも希望する人には無償で渡しているそうだ。「長年商売をやってきたから、お客さんに少しでも還元したい」と安部さんは話す。

長年の経験を活かして

「中学校を卒業してから大工に見習いとして入って、そこから花屋さんで修行をして自分のお店を持ってから20年経った」と語る安部さん。「安部生花店」は平成12年12月2日からスタート。店名の前に「小さな花屋」と書いてあるのは、最初借りた店舗が小さくて屋号につけたと安部さんは教えてくれた。現在の店舗の改築は自分の手で行ったそうだ。切り花は短命だが記念日などの花束はもちろん、お葬式などの突然の依頼にも対応できるように冷蔵庫にお花はたくさん確保されている。「白神街道ふじさと」にお立ち寄りの際には、長年の経験を生かして丁寧に仕上げられた切り花にもご注目あれ。

安部薫のレシピ

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